Wilson Dynapower 1973

生産年式 1973

連綿と続くウィルソンのダイナパワーシリーズは後に多くのレプリカを生んでいるものの、この73年モデルは特殊なアイデアを盛り込まれた過渡期的なモデルだ。バックデザインに見える丸いものはスクリュータイプの蓋で、穴があけられている。そこには機能としてウェイトを入れてバランスをはじめとした調整ができるとされているが、情報を精査しても実際にそうやって調整をしたという記録はない。言い換えればこの中にびっしりと何かが詰まっていなければ中空アイアンと言える構造でもある。結果的にバックデザインには大きなウェイトアイデアも見えない物の、打ってみると重心の低さを明確に感じ取れるし、扱いやすさもある。伝統のパワーバーデザインを踏襲する造形は飾り程度なのかもしれない。

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古鉄ミュージアム  - 輸入物編 -

2015年11月から手にした古いアイアンをまとめて来ましたが、アメバの無料プログラムの変更で2024年4月で見出しページが削除されました。過去データはホームの下に延々と続きます。サムネイルも容量を超えると非表示との事。今後の活用についてはブログでお知らせしています。ブログへのリンクでご確認ください


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