Walter Hagen Haig Ultra iron 1968
生産年式1968年
横文字の資料から特徴的なソールの刻印や、HaigとUltraの間に入る記号を照合すると1968年製であることが分かるモデル。一連のヘイグウルトラの例に漏れることなく、60年代のヘーゲンモデルは曲線で構成されるヘッドのデザインで、概ねウィルソンスタッフの放物線デザインを踏襲している。年式的に目立つのはソールが三日月フォルムになり、低重心を思わせるフランジがあって、厚さがあるところ。ドリルドスルーのホーゼルも低く、事実打点は低く感じられる扱い易いモデルだ。このモデルはプロフレックスのA硬度が挿されており、当時で言う非力なご年配か、女性向けとされる仕様。この年式とはいえ、輸入されるまで1~2年の時差があった当時だとしても、第一次のゴルフブーム前に舶来クラブを携えてラウンドされる女性がいたかもしれないというのは興味深い事実でもある。
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