PGA Tommy Armour Silver scot 985 iron
生産年式 1980年代後半(推定)
トミーアーマーはマクレガーの契約プロとして1930年代後半から活躍し、上級者向けのモデルラインとして1967年まで続いた。その歴史をベースにブランドとして権利も確立し、巨大組織となっていたPGAのビジネスにも取り込まれた。二段バックの985のレプリカもあって、クラシックブームに乗ると、クロームの厚いシルバースコットコレクションとなり、高級感を演出。ダブルサービスや11番ウェッジなども揃えられた。オリジナルは知らなくともトミーアーマーのネームはブームに一時的に盛り返している。このモデルにはウッドもセットで販売されたが、メディアには日本の環境に合わせた国内向けモデルと記述が残り、ブームを捉えたビジネスは国産企画にも見える。このモデルは流れに乗ったトミーアーマーブランドが正常進化したらこうなるだろうという趣旨のモデルとも思われる。マクレガーのSSイメージのダイヤモンドバックを上半分に残してはいるが、厚目のソールにフランジを付け時代のアレンジで扱いやすいモデルとなっている。
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