Macgregor Silver Scot A2 1963

生産年式 1963年

VFQの刻印を持ったトミーアーマーモデルを引き継ぐモデルがこのAモデル。実際には2番シャフトであるためにA2と呼ぶが、そのバックデザインを見ると晩年のトミーアーマーモデルは迷走しているように見える。基本的な解釈は、PTなどのターニーアイアンのダイヤモンドバックのウェイトの上半分を下に移したといわれているが、この手法はターニーアイアンも同じだ。63年モデルにはシルバースコットの刻印が認められるが、64年モデルにはターニーの刻印が入れられている。64年はDXがデビューした年で、単純なターニーモデルがラインナップからなくなったことにも起因する。トミーアーマーモデルとして、このモデルに特筆すべき部分は少ない。さらに言うならば、マクレガーモデルとしても語るべき部分はない。時代の変遷を受けて活躍するべき場を縮小している、伝統的かつ保守的なモデルとなったようだ。


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古鉄ミュージアム  - 輸入物編 -

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