MacGregor DX Tourney Iron DX2
生産年式 1964年
当時を知る者なら、このモデルはなじみの深いものだろう。一定の世代にはマクレガーといえばこのモデルを指したものだ。ダイヤモンドバックのデザインから受ける印象よりは、思いのほか扱いやすく、ヒッティングエリアはワイドになっているとされる。マクレガー流に言うビルトインハンドファーストは明らかなグースネックで、また、ソールも心地よいほどにストレートだ。だが、現代の目で見てみれば、グースにされたネックのエッジとホーゼルの関係に違和感もある。リーディングエッジにプログレッションを与えているカーブが、初心者工房による曲げ調整のようにも見えるし、シャフトの曲がりにも見える。しかしながら、それはアドレスしたプレーヤーが感じるもの。機能を理解して、信頼してスイングすれば、ボールも捕まりやすい。フェイスの加工に、ショットブラストを用いたというが、細かく言うと、サンドブラストよりは粗い仕上げになる。しかし、結果に対した違いは認めるものでもない。
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