Ben Hogan Apex Iron
生産年式 1973年(推定)
ベンホーガンと言えばエイペックス、日本で知られるのがこのエイペックスと代理店企画のウッド。1969年に大澤商会がAMFベンホーガンと契約し、本格的に販売されたのはこのエイペックスであった様子。現代に流通するのはほとんどがディケイドの刻印を持つ10年後のアレンジされたモデル。バックデザインは同じに見えるのだが、詳細に見るとオリジナルはヒールにウェイトがあって、打点も高い。10年後のディケイドは打点がよりセンターの低めに移動している。ホーガンの特徴は左へ行かないモデルとされているが、アメリカではその印象は皆無で、キャンバーソールを早くから取り入れたのが最大の特徴とされる。AMF傘下になる前、ホーガン自らがソール形状の重要性を突き詰めたのがアイアンの特徴とされる。ディケイドには微妙でも明確な進化があって、オリジナルは扱うにいささか繊細。オリジナルアイデアという意味では、確かに左へは行きにくいヒールウェイトと見ることもできる。
ディケイドと比較しながらオリジナルを探った私的見解のブログへのリンクです。
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