Ben Hogan Apex Redline

生産年式 1988年

ベンホーガンと言えば、ブレードオンブレードと言われる特徴的なデザインのエイペックスがイメージされるが、一方でジャンプロが参考にしたと言われるパーソナルが現代でもマッスル形状の基本モデルとして取り上げられることが多い。ホーガンの刻印に赤いアンダーラインがイメージされた最初のモデルと思われ、一部ではレッドラインと呼ばれる。当時はフェードの打ちやすい設計とされたが、本国には全くそうしたイメージは無く、輸入商社の販売戦略だった痕跡がある。だが、機能的に打ちやすい工夫は意欲的に捕りこまれており、ライ角を意図的にアップライトにしてヒールが飛び出した様なフォルムはアンダーホーゼルとか、アンダ―スラングとか呼ばれ、重心をシャフトに寄せるモノ。パーシモンウッドにもスピードスロットと言って重心を管理するトウ側のウェイトを軽減したアイデアだが、エアロダイナミクスをもイメージしたアイデアが盛り込まれていた。この88年モデルには7番を境にアイアンの番手の機能を優先したフォルムの違いが明確。短い番手にはブレードオンブレードのフォルムが残る。外観から特徴的な部分が見えないものの、振り回すとなぜか扱いやすいという素性の良さが米国由来のホーガンと言える。

入手に際して現代事情のゴタゴタがありましたが、このモデルに関する私見のブログへのリンクです。


古鉄ミュージアム  - 輸入物編 -

2015年11月から手にした古いアイアンをまとめて来ましたが、アメバの無料プログラムの変更で2024年4月で見出しページが削除されました。過去データはホームの下に延々と続きます。サムネイルも容量を超えると非表示との事。今後の活用についてはブログでお知らせしています。ブログへのリンクでご確認ください


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