Ben Hogan Personal iron
生産年式 1991年
クラシックなマッスルバックモデルを見回してみると、必ず登場するモデルにこのネームがある。国産各モデルの礎をなしたモデルの模範とされたともあるが、このモデルはその復刻版。オリジナルは1981年の登場とされ、このモデルの2番アイアンに見えているのはプレシジョンという一つ世代が前のモデル。パーソナルはこのモデルからの発展とされる。多くのストーリーにはフックに悩んだホーガンがフェードを打ちやすいモデルとして1953年にマクレガーとの契約から独立し、自らのブランドモデルとして初めてデザインしたといわれる。だが、アメリカではそうしたイメージがなく、日本の輸入元が作り上げたマーケティングストーリーともいえそうだ。事実、この復刻版は捕まりの良いモデルで、打ち方によってはフックが出やすい。81年のオリジナルから何年か継続している様だが、正確な資料はなく、10年後のこのモデルは限定であった情報もある。他にもレーザー刻印でレジスター番号の彫られた限定モデルもある様子。それぞれの時代にアレンジを受けたであろうパーソナルが存在し、それぞれが優れた機能を持つモデルとして、一定の評価を受けたモデルといえる。
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