Wilson Sam Snead Blue Ridge iron
生産年式 不明
ウィルソンのブルーリッジというモデル名は長期に継続されたようで、概観すると普及版のカジュアルなモデルと思われる。一方で、サム・スニードのネームはトーナメントプロとしてアーノルド・パーマーに先立つレジェンド。当時にしてみればそのネームが冠された事で、マーケティング上の効果は絶大だったのかもしれない。アベレージに近しい存在として、中折れ帽がトレードマークの洒落者の印象があった。競技志向の層ではなく、楽しむレジャー層向けに最適だったのかもしれないが、実際、このモデルも低重心で扱いやすく、シャフトもシングルフレックス。ロフトがクラシックで今時とは2番手は違うが、理解しておけば楽しくラウンド出来るモデルだ。このモデルは一時期のウィルソンの特徴であるリマインダーグリップが成型ラバーのグリップで挿されている。親指の付け根当たりをフラットにして、教科書通りのグリップをリマインドするアイデア。今ではルールに抵触するが、それほどの主張もなく、気になるほどでもない。
このモデルに関する妄想と試験に満ちたブログへのリンクです。お時間ある時にお楽しみください。
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