Macgregor Tourney R68
生産年式 1988年(推定)
資料には伝統のウィングバックをあしらった最新モデルとされ、プレシジョンのFMシャフトを標準装着したことが強調される。R55に始まる一連のモデルはMTCIと刻印されたインターナショナルモデルと思われ、リージョン、つまりは一定の地域での企画モデルと思われる。検索すると、日本のみならず、オーストラリアにも残ったようで、独自の発展をしたようだ。アジア企画と思われるMGXの流れも取り入れた様で、アメリカの本国モデルにはなかったフォルムも多い。ただし、どこにも正式な情報がなく、全く別の正解があるかもしれないが、腕達者専用と思われていたマクレガーをアベレージも楽しめるモデルへと拡大した製品の一つかもしれない。実際、フランジのついたブレードはウィングバックでありながら低重心でブレードも大きくて長い事で扱いやすく、当時セットされたパーシモンドライバーも伝統のキーサイトのインサートを採用しながらも、ロフトが12度と設定され、当時で言う中級者向けとされていた。(データにある2番アイアンは1969年頃のTR2A)
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