Wood Bros Forged iron
生産年式 1991年
ウッドブロスと言えばメタルに対抗しテキサスウッドをはじめとした最後のパーシモンを生産していたブランド。ウッド専門と思われがちだが、ブランドのネーミングはデイブ・ウッドという生産者のファミリーネームだ。だとしても当初はやはりウッドに特化したが、ビジネス規模の拡大で当然のようにアイアンの生産にも乗り出した。このモデルの前にアイアンが存在したかは不明だが、このアイアンは当時としても珍しいスクープソールで登場した。他にタイプCとタイプSというプロモデルとして標準的なモデルもあったが、このモデルはブランドが作りたかったと思われるクラシックな個性を持つ。ブレードの造りはヒッコリー時代のアイアンを思わせ、簡単には解説できないが、ヒッコリーシャフトのアイアンに当時のスチールを挿したらこんなモデルになろうかという趣。しかし、扱いにくいというのではなく、個性豊かという表現が相応しい。
誠に個性豊かなこのモデルを私見で語ってみました。ヒッコリー時代にアイアンってこんな感じだったのか、何しろ豊かな個性をブログにしています。
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