Ben Hogan Grind

生産年式1992年頃(推定)

日本国内に限った事だが、ベンホーガンは酷いフッカーだったから、彼が設計するクラブはフェードモデルだったという認識がある。しかし、これは当時の輸入商社が独自に作り上げたイメージで、本人はもちろん、アメリカでは一切そんなイメージがないという資料もあった。このBHグラインドは、クラブの機能としてボールの捕まりやすいアイアンであるとされ、実際に扱い易いモデルでもある。初心者と言えばスライス、フェードが打ちやすいモデルに興味などなかった時代には腕達者だけを相手にしていたブランドは、市場の変化でこのイメージを払拭しなければならなかった背景がある。ホーガン自身もデザインにアドバイスしたという資料もあり、ホーガンの関わった最後のモデルかも知れない。



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古鉄ミュージアム  - 輸入物編 -

2015年11月から手にした古いアイアンをまとめて来ましたが、アメバの無料プログラムの変更で2024年4月で見出しページが削除されました。過去データはホームの下に延々と続きます。サムネイルも容量を超えると非表示との事。今後の活用についてはブログでお知らせしています。ブログへのリンクでご確認ください


2コメント

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  • @おかもっちゃんコメントありがとうございます 1990年のチョイス臨時増刊に、メディアがメーカーから借り出したセットを評論家を肩書きに持つ方の工房で計測したものが掲載されています。3番からPW まで、順番に23,26.5,30,33.5,37,41,45,49とあります。数字のばらつきを取り上げて広告主や執筆者のオリジナル製品の提灯を持つメディアにより計測された現物の数字で、往々にしてカタログ数値とは異なるでしょう。また、ご存知のようにアナログな計測機器もあいまいで計測者によって数字は異なるのも事実です。ご参考まで。
  • おかもっちゃん

    2025.08.22 05:29

    APEX GRIND‥社会人になってしばらくはアメ横で購入した安物のアイアンを使っていましたが、たまたま仲良くなった練習場のレッスンプロに上手くなりたかったら良いアイアンを使いなさい!と言われて、ボーナス払いで買ったのがベンホーガンApex GRINDでした。懐かしいです。 というわけで、思い立ったが吉日。もう数十年も倉庫に眠っていましたが、久しぶりに引っ張り出してきました。 グリップがツルツルだったので、とりあえず7番とイコライザーの2本だけグリップ交換して、打ってみるとAPEXシャフトも意外にいい球が打てるじゃん!! せっかくなので他のもグリップ替えちゃおうかと思っています。 もし、このアイアンのロフト角がお分かりでしたら教えていただけますでしょうか。 よろしくお願いいたします。