Ben Hogan Grind
生産年式1992年頃(推定)
日本国内に限った事だが、ベンホーガンは酷いフッカーだったから、彼が設計するクラブはフェードモデルだったという認識がある。しかし、これは当時の輸入商社が独自に作り上げたイメージで、本人はもちろん、アメリカでは一切そんなイメージがないという資料もあった。このBHグラインドは、クラブの機能としてボールの捕まりやすいアイアンであるとされ、実際に扱い易いモデルでもある。初心者と言えばスライス、フェードが打ちやすいモデルに興味などなかった時代には腕達者だけを相手にしていたブランドは、市場の変化でこのイメージを払拭しなければならなかった背景がある。ホーガン自身もデザインにアドバイスしたという資料もあり、ホーガンの関わった最後のモデルかも知れない。
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