Walter Hagen Haig Ultra Iron 1959

生産年式 1959年(推定)

このモデルの年式は1990年代初めに、当時の輸入元の企画により、このモデルを1960年モデルとしてリバイバルモデルがリリースされている。しかしながら、アメリカのサイトでの検索には1959年という記述が多く見られ、2年ごとのモデル更新であった可能性が高い。ヘーゲンブランドは、1960年代にはウィルソンモデルからは完全に分離し、セカンドブランドから離脱しているように見える。基本はスタッフモデルと共通したコンセプトを盛り込みながらも、個性的なプロであったウォルターヘーゲンのキャラクターを生かしたモデルへと昇華する。その第一弾ともいえるのがこのモデルだ。バックデザインにはスタッフモデルとの共通点はなくほぼフラット。ゆえにウルトラパワードの刻印もなく、しかしソールにはドリルドスルーホーゼル共通のフリュードフィールの刻印がある。ソールはトウヒール方向に緩やかにラウンドし、コンツアーソールと銘打たれ、この後のヘーゲンモデルに受け継がれる。この年式の最大の特徴は異常なほどに高いトウだ。ただし、それは違和感を伴うものではなく、バランスよくデザインされた機能を有するもの。ヘッドが返りやすく、クラシックロフトの影響もあり、高い球を打ち出すモデルだ。


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古鉄ミュージアム  - 輸入物編 -

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