Walter Hagen Haig Ultra Iron 1961
生産年式 1961年
このモデルは、1990年代初めに当時の輸入元がリバイバルモデルをリリースしており、1961年モデルとされている。59年モデルに比較すると、ほとんど共通点はなく、しかし、ウェイトデザインにはウィルソンのダイナパワーを受け継ぐコンセプトが見える。だが、トータルで見るバックデザインには、角のないぽってりとした印象のウェイトが、スタッフモデルとのリンクを全く感じさせない。パワーバーコンセプトというよりは低重心のコンセプトが目立ち、さほど気難しさを感じないモデルだ。また、このバックデザインから細かな年式に差異を与える方法として取られたのが、ロゴの工夫だ。1961年モデルは、一見して2本の赤いラインで識別できるが、HaigとUltraの間に☆を刻み、この後の年式ではこの☆が様々な記号と入れ替えられる。また、この記号は、準備されていたウッドのインサートともリンクしている年式がある。さらにはグリップエンドのキャップにはヘーゲンの横顔をデザインするなど、センスを生かした演出が多く見て取れる。
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