Walter Hagen HAIG ULTRA Iron 1967
生産年式 1967年
この年式のヘーゲンは、刻印にあるモデル名をすべて大文字にし、HAIGとULTRAの間にある記号を~としている。もちろんそれは見た目の演出であるが、機能としてもかなり変化している。マクレガーなどのブランドでは、キャラクターを進化させることで、固定ユーザーの離脱を嫌った傾向がある。しかしながらヘーゲンの場合は、たとえ年式違いの見た目の変化が少なくとも、打ってみると全くキャラクターを変えていることが多い。ブランドの方向性が定まらなかったのか、それとも、ウィルソン傘下における制約があったのか定かではない。従来からあったフランジを、センターからヒールにかけて大きく張り出し、ブレードは薄くなったが、高く上がりすぎる出球を嫌うかのようにトップ側にもウェイトが配された。トップ側のウェイトの効果は定かではないが、フランジの効果は絶大で、依然として球は上がりやすい。アベレージにとっては、扱いやすいヘーゲンモデルとして上位に位置するモデルだ。
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