Toney Penna Genius Iron
生産年式 1983年頃(不明)
このモデルは1981年からアシックスによって国内で取り扱われていたモデルだ。多分にもれず詳述された資料には行き当たることがないが、オリジナルと思われるシャフトにローリングスのバンドがあることで、アシックス扱いを連想できる。同様に想像にすぎないが、このモデルのコンセプトがどこにあり、どのような層に向けられてものなのか、さらには時代や販売の体制を考察してみると、アシックスブランドが日本国内のゴルフ市場へ向けて、ごく一般的な層へアプローチしてモデルであろことがわかる。特に上級者を意識したものでないのは、高いトウ、アップライトのライ角、加えてグリップエンドに番手を表記した純正グリップなどを見ると、球の捕まらない初心者に向けれれていたことがわかる。だが、2番も用意されていたことが確認できており、アメリカでの既製品を輸入したビジネスとも理解できるモデルだ。別項に紹介するイノベーターと合わせてみると、スライサー用、フッカー用と比較的初心者に向けて、セオリー通りにデザインされたモデルを準備していたこともわかる。
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