Spalding TOP FLITE Professional Iron 1971
生産年式 1971年頃(推定)
このモデルはバードオンボールと言われた1969年製、スモールバードオンボールと言われた1970年製に次ぐ、1971年モデルと思われる。この時代のスポルディングは、バックデザインにはこれといった特徴もなく、ほぼプレーンなデザインだが、いわゆる機能的なフォルムを維持しており、コンケーブ(凹んだ)エッジやクレッセント(三日月型)ソールのデザインなどに引き継ぐ特徴があるといわれる。80年頃にプロが使用したスポルディングもこの時代のものを連想させるフォルムが多く、プレーンなバックデザインと共に、完成されたモデルとして息が長いモデルとなっている。初期ではあるが、初代ではないことから、このモデルにはバードオンボールの呼称は与えられていないが、放たれたボールがふわっと上がり、そのボールに鳥が止まろうとしたという逸話からこの刻印が生まれたという。特徴もなく、素直なキャラクターは、技術を駆使するプロたちにとって、思い通りのコントロールが効く、使いやすいモデルとされていた。このモデルは当時のステンレスシャフトを装着しており、スチールシャフトに比較すると、太いサイズであったり、打感や音にやや硬質感がある。
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