Dunlop Tom Watson TOUR BLADE Iron
生産年式 1970年代後半(推定)
ダンロップの提供するクラブライブラリーには1990年以降のものが中心で、このモデルの掲載は望めない。従って、検索による情報をかき集めてみると、海外のマクスフライモデルがベースにあるようだ。現在と違って、ダンロップの組織も各国に存在し、アメリカ、イギリス、またオーストラリアの存在はDP-30でも知られる。だが、トムワトソンのツアーブレードというモデルは、基本モデルを変えながら長く続いたモデルのようだ。年式違いにも同様のモデルネームがあり、しかし、バックデザインを見ると別物のようだが、88年の年鑑カタログにも確認した。このモデルはプロネームがイニシャルでも刻印される時代のものであり、その流行は70年代。バックデザインを見れば、90年代のDP-301にも似た、フェイスもスコッチブレードだ。シャフトには国産オリジナルのライトシャフトとあり、軽量スティールの時代のもの、打ってみるとクラシカルなイメージにもかかわらず、ライトシャフトでもしっかりした手ごたえがあり、操作性に優れたドローモデルだ。
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