Spalding Legacy
生産年式 1980年代(不明)
現代にレガシーというと別のブランドのモデルをイメージするが、スポルディングにはこのモデルや、フラットバック、軟鉄キャビティーなどいくつかのモデルに命名されている。このモデルは良く知られる赤トップのデザインを継承したレプリカともいえるモデル。しかしスポルディングブランドでは63年の赤トップの復刻版といった正式なモデルが82年にラインナップされ、90年代に至っても販売されていた記録がある。それと前後してブリヂストンとの合弁会社によってプロカスタムという、これも赤トップのレプリカのモデルが流通した。日本文化に根付く赤トップのイメージが強烈と判断していた様で、その隙間にこのモデルが存在した意味は軽量である事。復刻版は60年代の印象のまま重いスクープソール、オリジナルに忠実ともいえるが、当世の標準とは違っていたのかもしれない。そこでバックデザインだけは赤トップのイメージを借りながら、その時代に合わせたモデルとして登場したのがこのモデルと考えられる。ただ、軽いといってもオリジナルに比較してのこと。今時モデルと比較すれば十分に重量がある。
このモデルに関する私的見解で、個人的な趣味を偏見で楽しむブログへのリンクです。
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