Spalding Top Flite Spade face replica

生産年式 1987年

一般的に赤トップとして知られているアイアンの復刻版で、オリジナルは1963年のトップフライト。歴史的には1966年と67年の日本プロに二連勝した河野光隆プロのクラブとして知られる。その後1977年まで契約の関係で持ち変えるまで一度も手放すことなく同じクラブを使い続けた。それだけプロが信頼を置くクラブとして一般にも浸透し、Sのロゴやトップフライトの文字が赤だったことから、日本でのニックネームとして赤トップと呼ばれるようになった。当時のライバルに対しても比較的低重心に設計されており、ソールも特徴的にスクープソール。球が上がりやすい設計とされた。本国アメリカではフェイスに刻印された縦のスコアラインがスペードマークだったことからスペードフェイスとして知られているが、80年代のクラシックブームにはメーカーとして、よく知られていたこれを復刻するのは当然のことだった。ここに掲載したモデルは7番が欠落しており、ジョニーポットのモデルで補完、ピッチングウェッジは別物で、サンドウェッジは同じく黒トップの復刻版。二鉄と3番は1963年のオリジナル。シャフトはオリジナルにはプロフライト、復刻版にはダイナミック、テーパードシャフト、ウェッジの黒トップはブラックトップフライトとバンドがある。復刻版は一般的にモダンアレンジを取り入れて別物となることが多いが、そうしたアレンジも目立つことなくほぼ忠実に復刻されたという事は、オリジナルがそれだけ認められた機能を有していたという事かもしれない。


このモデルのオリジナルやら復刻だとか、黒赤ひげのトップフライトとか、ケリードッグファイトに通じるネタを集めて私的見解を書き留めたブログへのリンクです。



古鉄ミュージアム  - 輸入物編 -

2015年11月から手にした古いアイアンをまとめて来ましたが、アメバの無料プログラムの変更で2024年4月で見出しページが削除されました。過去データはホームの下に延々と続きます。サムネイルも容量を超えると非表示との事。今後の活用についてはブログでお知らせしています。ブログへのリンクでご確認ください


0コメント

  • 1000 / 1000